カテゴリー別アーカイブ: 2013

同じ誕生日

 先日本人の意思とは関係なく、否が応でも45回目の誕生日を迎えてしまいました。今年はフェイスブックというインターネットの交流サイトに登録していたこともあり、私が友人登録させていただいている200名を超す方々には、自動的に私の誕生日が告知されるシステムになっているようですので、私の人生史上最高数のお祝いメッセージを頂戴しました。また非常に高価な物や心のこもったプレゼントも頂戴し、以前に書かせていただいたように私の性格として、「やってもらうよりやってあげる」事のほうが気が楽な私にとっては、何かしら皆さんに申し訳ないような気持ちにもなったりしました。また、お祝いをいただいた方には大変恐縮なんですが、この歳になりますと、「誕生日」がうれしいだのワクワクだのという気持ちは発生することもなく、逆にまた1歳も歳をとってしまったなという気持ちが出てくるのが正直なところです。しかし、こうやって皆さんに気をかけていただけるというのは、大変幸せなことだと一人、しみじみとしたりしたものでした。  
 誕生日といえば私にはもう一つ話題にできるネタがあるのですが、それは妻と誕生日が全く同じ日だということです。この確率は単純に考えれば1年を365日とすると365分の1ですが、それは誕生日が同じ人同士が結婚する確率というだけで、私と妻の組み合わせの確率ではありません。それを、私と妻という限定で考えますと、そもそも二人が出会い結婚する確率は、世界人口(国際結婚するしないは別として)から考えれば68億分の1です。そしてその人が同じ誕生日であるという確率は365分の1です。ということは、68億分の1の365分の1というとてつもなく低い確率になります。  
 でもよく考えますと、これって誰と誰の組み合わせでも同じ確率なんですよね・・・。

幸福感

 うちの会社の昼食は、お昼前に出掛けた人が電話をかけてきて、買ってきてもらうというのが何だか風習になっています。今日はカレー、今日は**のお弁当などと、その日の気分によって買ってきてもらうのですが、毎日毎日食べていますと、当然にローテンションにも限りがあり飽きてきますので、中には愛妻弁当を持ってきたりしている人もいます。しかし、驚きなのは、私と大して変わらない年齢のおっさんのある社員は、普通のお弁当を作ってもらってきている時でも、普通サイズのカップラーメンなどを「味噌汁」がわりに食べていまして、当たり前にたぬきのような体型になっています。その社員はカップラーメンならばまだ理解できるのですが、弁当にカレーライスを注文し、「カレーは飲み物」と豪語して弁当のスープがわりに食べていたり、小さい弁当を「おかず」と称して普通サイズの弁当を食べたりと、かなりの大食漢です。百歩譲れば確かにカレーライスは食べるというよりも飲む感覚に近いのかもしれませんが、こんなことを平気で言ってのける食欲には脱帽です。確かに私も学生時代に昼は野球部、朝は新聞配達をしていましたので、夕食などは丼でご飯を盛らなければ面倒なくらい食べていましたが、おっさんになった今ではすっかり普通の量で満足できるようになりましたので、彼はいつまでこんな食生活を続けるのでしょうか?
 よく考えますと、沢山の食事を取らなければ満足できない体というのは、金銭面で考えても健康面で考えても不利な生き物です。普通の人が500円で済む昼食も、大盛や二つ購入するわけですから、1.5倍以上は優にかかります。それに加え、健康面でも決して良くありません。ただ、唯一大食漢が優れているものがあるとすれば、それは食事を摂ることによる「幸福感」が、少食の人よりも大きいということだけですね・・・。

車狂い

 私は、間違いなく父の影響で、車やバイクに非常に強く興味を持っています。そんな私は思い出すものだけでも今までに33台の車やバイクを乗り継いできました。免許を取得してから26年ですから、まさに「車命」という所でしょうか、平均して1年に1台以上乗り継いでいる計算になります。18歳の当時は車よりバイクの方に興味があり、また車の免許を取るだけのお金もなかったので、はじめに二輪の中型免許を取得しました。その為人生で一番初めに購入したのは15万円のCBX400Fというホンダのバイクでした。(余談ですがそのバイクは、今ではかなりのプレミアが付いているようで、程度のいいものですと200万円は以上するものもあるようです。)その時点ですでに6年以上新聞配達をしていましたので、それまでに貯めたお金を全部つぎ込んで免許を取得し、バイクは知人の知人から譲ってもらいました。そのバイクは1年も乗らずに次のバイクを購入し、19歳の時に四輪の免許を取得しました。免許を取得し最初に購入した車は友人のお姉さんが乗っていた「アルトで歩こう498,000円」の中古車で、これも10万円程度だったと思います。それからは二輪よりも四輪に乗るようになり、買っては壊しの繰り返しをしていたものですから、気が付けば給料の殆どを車に注ぎ込む(多重ローン)生活が始まりました。そして30歳位を境に車を壊すことはなくなりましたが、今度は車を複数所有したり、1年程度のサイクルで買い替えをするようになり、結果として30台以上の車を買い換えるという、振り返ってみればかなり異常と言える行動をとっていました。
 私ももうすぐ45歳を迎えるようになり、最近になってようやく落ち着いてきたと自分では思っているのですが、それだけのことをしてきますと、周りの人はなかなかそうは見てくれそうにありませんね・・・。