カテゴリー別アーカイブ: 2009

衆議院予算委員会

 このコラムが出る頃にはかなり前の話にはなってしまいますが、先日先の衆議院予算委員会のTV中継を見ていた時の事。前原前代表が発言した「やるやる詐欺」を聞いて素直に私は、「国会って何でも思ってること言うてええとこなんや、凄いとこやなぁ」と思っていましたところ、その後に発言が問題になっていました。また次の日にはニュースで、首相が発言した「私は担当大臣ではない」という、そこだけ取って聞けば「なんと無責任な」と思う発言が伝えられていました。最初にお断りしておきますが、私は支持政党というものは特にありませんし、この発言に政治的意図は全くありませんが、同じ予算委員会の日に日本共産党の志位委員長が質問されていた内容を聞くと、一般人の私にとってはごく当たり前の質問や、指摘をされていたのにも拘らず、首相や担当大臣は全く話にならない答弁をしていました。
 そこだけをピックアップしますと、共産党が○で、自民党が×という風に写りますが、良く考え下さい。国政に携る方々が、まともな論議をするのは最低限のことで、本来であればもっと高い次元での話し合いがされるべきなのに、私などから見ても「低次元なけなし合い」をしている事自体が理解不能です。また、私が見ていたのは「予算委員会」のはずなのに、その肝心の「予算」の事は殆ど話し合われずでした。それがとーちゃんかーちゃん企業や家庭内で起こっている事象ならいざ知らず、日本の国を動かしている場での議論とはとても思えません。その最たるものが牛歩戦略(戦略と言えるような代物でも無いですが)や、国会内での乱闘、発言もできないらいのヤジ攻勢など、およそ一般の会社の会議では絶対にありえないような「けなし合い」を行っていることで、本気で政治をしていると思っておられるのか、頭の良い国会議員の先生方に聞いてみたい気がします・・・。

自意識過剰

 先週は急な出張だった為、初めてこのコラムをお休みさせていただき失礼致しました。まあしかし、一度休んだところで、私の周りから何も言ってこなかったことを考えますと、本当にこのコラムも自己満足や自意識過剰の世界に浸っているのだろうなと思わされたりします。
 自己満足といえば私はいつも思う事なのですが、人というのは何故これほどまで自意識過剰なのかと思わされる事があります。それは服装や身なりに関してです。大体殆どの人は、洋服などを購入する際に、お店で鏡を眺めながら、こっちの方がいいとか、これはちょっとおかしいでしょとかいろいろな服を試してようやく一つの服を購入しますが、それは周りの人や全然知らない他の人から自分を少しでも良く見せたい一心で一生懸命選んでいるはずです。しかし、街で色々な人とすれ違う時にふと「この人たちも今着ている服を選ぶのに、時間をかけて、お金かけているんでしょうが、人はそんなにあなたの服装や身なりをしっかりと見てないのになあ。」と思うのですが、それでも一生懸命「これおかしくない?」とおかしいと絶対に言わない店員さんに聞いたりして納得していたりします。これは他人だからあまり関心がないということではなく、知人や家族でも同じことが言えまして、「自分が思っているほど人は自分に関心はない」という前提で考えれば、極端におかしな身なりをしない限り、人には別に普通に映るものです。しかし、極端な自分基準の美的感覚をお持ちの方は、周りから見て「うわっつ!」と思うような身なりをされますが、逆に言えばこれくらいのインパクトを出さなければ、人から関心を向けられないということなのでしょう。
 まあ、そういう私はいつも周りから「センス悪ぅ」と一種の関心を持たれたりしますので、極端な自分基準の美的感覚の持ち主なのでしょうね・・・。

千房社長 中井政嗣さん

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
 また新たな年を迎え、気分一新でいこう!と年始の誓いなど行いたいところではございますが、それは自分達の生活がある程度安定している時や、先行き明るい見込みがある時には、望みを託して誓いなどを行おうと思いますが、100年に一度と言われているこの世界同時不況の先行きの全く見通しがきかない中で、気持ちだけ盛り上げるのは至難の業なのかもしれません。しかし、私個人としては、そういう悪い状況では勿論の事、そんな悪い状況でない時でも、そんな事を言い続けることによって世間の皆のマインドが下りますので、こんな事は言いたくないと思っています。
 そう思っていますと、以前講演を聞かせて頂いた事のあるお好み焼き千房社長の中井政嗣さんが、ある雑誌の対談で、『タクシーに乗る度に、運転手さんにお客さんが乗る度に「景気ようなりましたなあ」と言ってくださいとお願いするそうです。言われた客は「そんなことない」と答えても「乗ってくるお客さんは皆そう言ってはります」と言えば、「なんでうちだけ悪いのか」と考えるようになるんでそう言って下さいというのです。この記述の趣旨は部下の指導法というのがメインテーマだったので、読んだ時はさっと読み過ごしましたが、後でよく考えて見ましたら、今現在起きているこの世界不況も、皆が不況で株価や地価が下がると思い込んだ結果、その通りに進んでいるからで、バブル期のように皆が株価や地価は上がり続けるものだ、と思えば上がっています。
 これは極端な例ではありますが、結局好況や不況などは人々のマインドが支配するものと考えれば、先ほどの中井社長の思いを皆が実践すれば、この不況を乗り越えられるかも知れません・・・。