トイレの神様

 昨年に流行った曲で「トイレの神様」という長い歌がありました。私は、常日頃社員や周りの人に対し、「トイレをきれいにせんと、お金貯まらんで」と言うくらい自分で気をつけてトイレを綺麗に保つようにしていました。これは、私が私自身で考えたわけでなく、社会的に成功している人や、尊敬できる人の本などを読むと、殆どの方がトイレを綺麗にしているということが書かれていましたので、その受け売りで言っていたところがありました。しかし先日、「暮らしに夢をひろげるライオン」さんが行った20~30歳の男女490名に対して「トイレの清潔さに関する調査」を行った結果、そのことを実証するような結果が出ていました。その結果ですが、トイレを綺麗に保っている人の世帯年収と、そうで無い人の世帯年収の差が、何と約90万円、個人年収では約30万円もの開きがありました。また、金運に恵まれていると思うか思わないか、自分を綺麗だと思うか思わないか、異性にもてると思うか思わないか、これまでに告白された人数なども丁度倍ほどの開きがありました。更に自分の事を段取りがいいと思うか思わないか、友人が多いか少ないかで約3倍もの差が開いていました。
 この結果を見て私は、「トイレを綺麗にしていてよかったんだ」と思うと同時に、今まで何故良いのかが漠然としていたものが、はっきりと見えてきました。それは、当たり前に自分自身に対してや、全ての物事に対しての「気構え」であると言えます。単にトイレだけ綺麗にしていればいいのかというと、当たり前にそうでなく、それが出来る心構えがあることによって、そのほかの事柄も当たり前のことを当たり前にできる人であるということだと思います。
 そんなトイレを綺麗にする人の掃除の頻度は、半数以上の方が、「毎日ひと拭き以上している」です・・・。