とうとう次男まつ吉に続いて、長男のうめ吉が天国に召されました。人から見れば犬が死んだくらい、と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、一緒に暮らしていたものにとっては、家族の死と同じ悲しみです。先のまつ吉の死は突然訪れましたので、そのショックはかなり大きかったのですが、それでもまだうめ吉がいた為に、悲しみを紛らわす事が出来ました。しかし、半年も経たない内の2人の死で、そのポッカリと空いた大きな穴は当分癒されそうにありません。
いつも使っていた食器、大好きだったぬいぐるみ、いつも来ていた服、欠かせなかったオムツ・・・、家や車、職場やPCなど自分のいる場所を見渡せば、そこかしこに彼らの存在した証明がそのままに残っています。そんな存在の証明を自分の周りから消した方が楽なのか、それとも残した方が楽なのか、今はまだ判断がつきません。そんなことを思いながら、17年前に大薮家に始めてうめ吉がやってきた時や、まつ吉がやってきた14年前、その後に旅行したり、家族が集まった時に撮った数々のビデオを見返しました。そこで一つ言えることは、うめ吉は17年間、まつ吉は14年間の間に、私たち大薮家の家族の中で、決して主役としてではなく、しかし確実に大きな存在として思い出に残っている事は確かです。
うめ吉がやってきた時、四男はまだ高校生でした。三男は専門学校生、次男は新社会人、長女夫婦と私たち夫婦は結婚したばかりでした。そんな彼らが、それぞれに家庭を持つ前から一緒に過ごした時間を思ってくれたのでしょう、熊本にいる次男はすぐに電話で、それ以外はそれぞれの家族を連れてうめ吉の臨終に際し集まってくれました。
そんなうめ吉、まつ吉は二人共、最後に苦しまず逝ってくれたことが、皆に対する孝行だったと思います・・・。
いつも使っていた食器、大好きだったぬいぐるみ、いつも来ていた服、欠かせなかったオムツ・・・、家や車、職場やPCなど自分のいる場所を見渡せば、そこかしこに彼らの存在した証明がそのままに残っています。そんな存在の証明を自分の周りから消した方が楽なのか、それとも残した方が楽なのか、今はまだ判断がつきません。そんなことを思いながら、17年前に大薮家に始めてうめ吉がやってきた時や、まつ吉がやってきた14年前、その後に旅行したり、家族が集まった時に撮った数々のビデオを見返しました。そこで一つ言えることは、うめ吉は17年間、まつ吉は14年間の間に、私たち大薮家の家族の中で、決して主役としてではなく、しかし確実に大きな存在として思い出に残っている事は確かです。
うめ吉がやってきた時、四男はまだ高校生でした。三男は専門学校生、次男は新社会人、長女夫婦と私たち夫婦は結婚したばかりでした。そんな彼らが、それぞれに家庭を持つ前から一緒に過ごした時間を思ってくれたのでしょう、熊本にいる次男はすぐに電話で、それ以外はそれぞれの家族を連れてうめ吉の臨終に際し集まってくれました。
そんなうめ吉、まつ吉は二人共、最後に苦しまず逝ってくれたことが、皆に対する孝行だったと思います・・・。