ある日の朝、いつものように勤務先まで車を走らせていますと、いつもよりも澄んだ空が広がっていることに気付きました。その空を眺めていてふと思ったのが、「空はなんでこんなに青いのだろうか?」というものすごくクサーイ疑問でした。それをネットで調べてみましたら科学的に説明されていまして、青色は色の中でも波長が短く、その波長が短いほど空気中で散乱するので日中は空が青く見え、夕方になると波長の長い赤い色が・・・となんとも味気のない説明でした。説明としては科学的に説明されているので正しいのでしょうが、何か実感がわかないというか、よくわからない感じがします。というのも空の上(表現が正しくありませんが)には宇宙が存在し、その宇宙は基本的に「黒」色の世界です。その黒の世界の下にあんな鮮やかな青色の空がどうやって存在するのか、また夜は黒いのに昼には青になって朝夕は赤になるということは、一般人の私は科学的に証明されているのでそれを信用しても、理解するということとは中々一致しないなと感じました。
同じようなことに夜の星の煌きもあります。地球から一番近い星でも4~5光年あるとされています。ということは今見ている星の光は最低でも4年から5年前の光であることは誰もが知っています。更に一番遠い星ですと何と約130億光年と言いますから、地球の誕生の約45億年前のまだ85億年前の光が今届いているんですから、科学的にそのことがわかっても、心情的に理解することや実感がわいてきません。
そんなことを考えていますと前にもコラムで書きましたが、人間は科学的に証明されていることを信用する傾向がありますが、よくよく考えてみますと本当は証明されていない事柄のほうが多いことに気付きますし、証明されていても実感がわかないことが多いのにも気付きます・・・。
同じようなことに夜の星の煌きもあります。地球から一番近い星でも4~5光年あるとされています。ということは今見ている星の光は最低でも4年から5年前の光であることは誰もが知っています。更に一番遠い星ですと何と約130億光年と言いますから、地球の誕生の約45億年前のまだ85億年前の光が今届いているんですから、科学的にそのことがわかっても、心情的に理解することや実感がわいてきません。
そんなことを考えていますと前にもコラムで書きましたが、人間は科学的に証明されていることを信用する傾向がありますが、よくよく考えてみますと本当は証明されていない事柄のほうが多いことに気付きますし、証明されていても実感がわかないことが多いのにも気付きます・・・。