ニンテンドーDS道

 最近私的にちょっとハマってますのが、少し前のコマーシャルで松嶋菜々子さんが、「あなたの脳年齢は**歳です」とゲームに言われ悔しがっていた「ニンテンドー DS」です。私もあのコマーシャルを見て「アレ欲しい」と思い急いでゲーム屋さんに行きましたが、1月中旬のその時点では、「脳を鍛える・・・」のソフトは売っていましたが、DS本体は名張市のどこのお店にも売っていませんでした。そうなりますと、「エエおっさんである自分だけが、あのコマーシャル見て欲しくなったんじゃないのか。みんなもそうだったのか。」と妙に安心しましたが、次の瞬間にはいつ入ってくるか分からないそのDSとやらを何としてでも手に入れたくなるのが人の性ですが、ネットやヤフーのオークションなどを漁った結果、そこでは何と新品なら定価の倍ほど、中古でも定価の2~5000円高の値段で取引がされていました。私としてはそこまでしてまでも、という気持ちとそれくらいならという気持ちの中で半ば諦めかけていましたら、灯台元暗しとは正にこの事で、何とうちの社員が譲ってくれるというので、早速譲ってもらいました。それからは「脳」を鍛えるために仕事の間の待ち時間や、就寝前等にほぼ毎日やっていますが、これがなかなか思うようにいかないものと、結構「オレもなかなかやるな」みたいなものと両方あるものですから、就寝前なんかは良い成績を出そうとついつい意地になって長くやってしまったりします。そのゲームの内容はいろいろな種類の課題や問題をいかに早く正確に回答するかというもので、例えば、計算式では「2+5=□」や「24□6=4」の□の部分を答えたり、増えたり減ったりするものを数えたり、4文字熟語の一部のひらがなを漢字で答えたり、リズムに合わせて鍵盤を叩いたりと多種多様です。
 このゲームをやっていまして思うのが、本当の意味で脳を鍛えているのどうかは専門でも何でもありませんので、全く私には分かりません。しかし私は最近ほとんどの文章や計算をコンピューターで処理していますので、ごく簡単な漢字が思い出せなくなったり、ごく簡単な計算ができなくなったりしてきているのを痛感していましたが、確かにこのゲームをやっていますと、少しできるようになってきいるような気がします。
 しかし原点に返ってよく考えて見ますと、電卓やコンピューターが出来た事により計算や漢字が苦手になりました。だからそれを鍛えようと考える。そして鍛えるために用意したのもはコンピュータゲーム。これを例えるなら、内職をして肩が凝ったのでマッサージを受けたら今までの内職代が無くなった、こんなようなものですね・・・。