昔から私は、悪く言えばバカだったというか単純だったというか、良く言えば無垢だったというか、今思えば何で?と思うようなことが沢山あります。その一つに小学校の頃の話ですが、私は気に入った格好というのはずっと貫き通す癖があり(違う服がなかったとも言いますが)真夏であろうが真冬であろうがずっと同じ服を着ていたのですが、その服装は真夏に合わせた短パンに半袖という格好です。その時はそれで真冬を過ごしてもそんなに寒さを感じることがなく、よく通りがかりの方に、「あんたそんな恰好でよく寒くないわねェ」と言われたものですが、当の本人は「これが恰好ええんや」と自己満足に浸っていました。また、私自身が心底からそんなに気に入っていない物や事柄でも、何か人と違うものを自分のトレードマークにしたかったんでしょう、一度「これ」と決めたものはすべての「もの」に採用していました。例えばヒーローものなどは、一番人気のあるヒーローものには興味を示さず、それより人気のないヒーローものの中でも主役級に興味を示さず、その脇役を「これがええねん」と別にそんなに好きでもないのに言っていたこともありました。色で例えると赤は主役級ですが、青色の準主役とかです。中学校の時にはオーディオが好きだと決めれば、新聞配達をして稼ぐはずの給与を充てに、40万円以上のローンを組んでオーディオセットを組んだり、高校のときには「ピンクが好きだ」と別に好きでもなんでもないのに一旦決めたら、スウェットであろうが筆箱であろうが何でもかんでもピンクを揃えたりして自己表現していました。
そんな極端なやせ我慢に近い行動は今でこそなくなりはしましたが、しかし今思い返せば顔写真入りの看板やバス、チラシをしていることを思えば、今ももしかしたら全然変わりないのかも、と思う今日この頃です・・・。
そんな極端なやせ我慢に近い行動は今でこそなくなりはしましたが、しかし今思い返せば顔写真入りの看板やバス、チラシをしていることを思えば、今ももしかしたら全然変わりないのかも、と思う今日この頃です・・・。