消費税が引き上げられてから約2か月が経過しました。5%から8%になり買い物の価格は一気に3%のアップですから、高額の買い物はかなりの差が出てきます。普段の買い物にしても、いちいち数円や数十円単位の価格が上がっていています。ただその感覚が、私だけなのかもしれませんが、負担が増したという感覚よりも消費税が5%になった平成9年から17年間見慣れた価格が変化したという、何とも気持ち悪い感覚です。実際に小物を1つや2つ買い物をしても、価格が上がったなあという感じよりも、用意するお金の計算が狂うという感覚です。しかし、スーパーなどで食料品などをまとめて買う時などは、大雑把に頭の中で「このくらいかな」と思っている金額と、レジの方から言い渡される合計額との差が大きいことを感じたとき、はじめて負担が増したなという感覚になります。これは税金が上がっただけでなく価格自体が上がっているものもあるからです。それは端数が円単位で徴収できるものは税額を上げるだけですが、十円単位や百円単位で徴収するしかないものに関しては、あるものは据え置いて、あるものはそれ以上に価格を転嫁するという事をしなければ、事業者だけが負担を強いられることになりますので、ある意味仕方のない事でしょう。また、今まであまりにも消費者が低価格を追求するが故に、原料や原価がアップしているにもかかわらず価格に転嫁できなかったものなども、この絶好の機会に異常になりすぎた低価格を正当な価格に近付けるためにも仕方のない事だと思います。
そんな国民や事業者に負担を強いる増税というものは、日本の国を思えばこその負担であり、決して税金の無駄使いを許しているわけではありません。そのあたりを本当にわかっているのかと、お偉い方々に申し上げたいものです・・・。
そんな国民や事業者に負担を強いる増税というものは、日本の国を思えばこその負担であり、決して税金の無駄使いを許しているわけではありません。そのあたりを本当にわかっているのかと、お偉い方々に申し上げたいものです・・・。