2014解散総選挙

 早いものでこの週末を開けますといよいよ暦は師走に入り、ショッピング施設はもとより街中でクリスマスに向けたイルミネーションが施され、否が応でも年末を感じられずにはいられない季節がやってきます。その慌ただしさを感じる年末が近づいてきたこの時期に、全く理解できない衆議院の解散総選挙が迫ってきました。今回の解散に限らず、小学生でも騙されないような子供だましの判断で解散総選挙を行い、総額700億とも言われる大切な血税を使うという愚行を繰り返しています。ただでさえ景気が良くなく、任期のちょうど半分しか経過していないこの時期に、自分達のこれからのたった4年間の保身の為にこんなに多くの税金を使うことに何の躊躇もないのでしょうか?
 しかしそれを許しているのは他でもないその税金を支払っている我々一般の有権者です。こんな子供だましの判断をしている政治家や政党に対し、有権者は相も変わらず同じ政党や政治家を選んでいる為に、その選ばれる側の政治家は、自分たちが何をしてもまた選んでくれるだろうという安心感があるからこんな無駄をできるのであり、もし選んでくれないという不安があればこんな子供だましは行えるはずがありません。そうは言っても、最近一度違う政党が政権を取りましたが、結局は元々の政党が行っていたよりも状態が悪くなることもありました。しかしそれは戦後一度も政権交代をしなかったツケが結果として現れたのであり、過去からもっと色々な政党が政権を取るような状況が作り出せていれば、結果は違ったものとなっていたと思います。ですから、これからの政治は、当社の社訓ではないですが「ちゃんとする」事をしない政治家や政党は直ぐに淘汰されるような状況にしなければ、いつまで経ってもこんな子供だましの無駄が続く事になるのだと思います・・・。